福岡県警察サイバー犯罪対策課から事業者向けサイバーセキュリティ対策のお知らせです。

　令和４年中、都道府県警察から警察庁に報告されたランサムウェア被害の件数は230件（前年比57.5％増）と右肩上がりで増加しています。
　侵入経路は、VPN機器等の遠隔通信からの侵入が80％以上、バックアップから復旧できなかった要因にバックアップの暗号化が70％以上を占めました。
　また、これまで、
　・　感染したシステム等の復旧までに２か月以上要した事例
　・　調査・復旧のために5,000万円費用を要した事例
等の甚大な被害も確認されています。
　ランサムウェア被害の未然防止するには、遠隔通信におけるセキュリティ対策とオフラインバックアップを適切に行いましょう。

　詳細については、

○　福岡県警察HP：https://www.police.pref.fukuoka.jp/seian/cyber/jigyousha/fcsnet_tsushin/fcsnet80.html
○　福岡県警察サイバー犯罪対策課 公式Twitter：https://twitter.com/fukkei_cyber

に掲載していますので、是非ご覧ください。

もし、ランサムウェアなどのコンピュータウイルスや不正アクセスの被害等を確認した際には、まずは最寄りの警察署へ通報、相談してください。

この他にも、福岡県警察サイバー犯罪対策課では、最新のサイバー犯罪の手口や対策などをTwitterやホームページに掲載していますので、ぜひご覧ください。


【福岡県の新型コロナウイルス感染症情報はこちらをご確認ください】
新型コロナウイルス感染症ポータルページ（福岡県HP）
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid-19-portal.html